ライズの残クレは損か得か|総支払額で普通のローンと比較

電卓と見積書を並べて支払い方法を考える手元

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販売店で『残クレなら月々3万円台で乗れますよ』と言われて、気持ちが動いた。そんな方も多いはずです。

でも、本当に得なのかは分かりにくいですよね。

結論から言うと、トヨタ ライズを残クレで買うと、月々の支払いは軽くなりますが、同じ金利なら総支払額は普通のローンより少し多くなります。損か得かは、5年後に車を返すのか、買い取るのかで決まるんです。

ここでは、ライズの価格で実際に計算して、月々と総額の両方を並べてみますね。

目次

ライズの残クレは損?得?先に結論

残クレ(残価設定型クレジット)は、数年後の車の価値(残価)を先に決めて、その分を最後に回す払い方です。月々は「車の価格から残価を引いた分」だけを払っていくので、支払いが軽くなります。

ただ、残価の分にも金利がかかり続けます。だから、最後に残価を払って車を自分のものにするなら、普通のローンより利息が増えるんですよね。

先に結論

月々を抑えて、5年ごとに新しい車に乗り換えたい人には残クレが合います。10年近く同じライズに乗るつもりなら、普通のローンの方が総支払額は少なく済みます。

こんな人合いやすい払い方
月々の支払いを低くしたい残クレ
3〜5年で乗り換える予定がある残クレ
1台を長く乗り続けたい普通のローン
走行距離が多い、傷をつけやすい普通のローン
利息を少しでも減らしたい普通のローンか現金

総支払額で比べるとどうなる?

ここからは、実際の金額で比べます。前提は次のとおりです。

  • 車両本体価格は2024年11月改良後のメーカー希望小売価格(消費税込・トヨタ公式)
  • 諸費用は仮に25万円として、車両本体に足した額を借りる
  • 頭金なし、ボーナス払いなし
  • 金利は比べやすくするため、どちらも仮に年3.0%で計算
  • 残クレの残価は、仮に車両本体価格の35%(5年)と置く

金利と残価は、実際には販売店やキャンペーン、時期で変わります。ここでは「仕組みの差がどれくらいの金額になるか」を見るための試算として読んでください。

Zハイブリッド(2,442,000円)の場合

残クレ(5年)普通のローン(5年・60回)
借りる額2,692,000円2,692,000円
月々の支払い約35,700円(59回)約48,400円(60回)
最終回854,700円(残価)なし
総支払額約296.1万円約290.2万円
利息の差残クレが約5.9万円多い
ライズZハイブリッドを残クレと普通のローンで払った時の月々と総額を並べた図解

月々の差は約1万2,700円です。毎月の家計で考えると、この差は大きく感じますよね。

一方で、5年後に残価を払って乗り続けると、総額は残クレの方が約5.9万円多くなります。これが「残価の分にも利息がかかる」ということなんです。

Gガソリン(1,958,000円)の場合

残クレ(5年)普通のローン(5年・60回)
借りる額2,208,000円2,208,000円
月々の支払い約29,500円(59回)約39,700円(60回)
最終回685,300円(残価)なし
総支払額約242.8万円約238.0万円
利息の差残クレが約4.7万円多い

Gのガソリンなら、残クレで月々3万円を切る計算になります。『月3万円以内』という予算の方には、分かりやすい数字ですよね。

普通のローンで頭金や回数を変えた場合の月々は、ライズのローン月々いくら?頭金別シミュレーションで表にしています。

金利が違うと差はどれくらい広がる?

上の試算は、比べやすくするために金利をそろえました。実際には、残クレと普通のローンで金利が違うこともよくあります。

例えばZハイブリッドの5年残クレを、仮に年4.9%で組んだ場合を見てみましょう。

金利と払い方月々の支払い総支払額
残クレ 年3.0%約35,700円約296.1万円
残クレ 年4.9%約38,600円約313.5万円
普通のローン 年3.0%約48,400円約290.2万円
普通のローン 年4.9%約50,700円約304.1万円
金利と払い方で総支払額がどう変わるかを並べた図解

残クレを年4.9%で組み、普通のローンを年3.0%で組めた場合、総額の差は約23.3万円まで広がります。月々の数字だけで比べると、この差は見えません。

よくある失敗

月々の支払い額だけで残クレと普通のローンを比べ、金利と総支払額を確かめないまま契約する。見積書の「実質年率」と「支払総額」の欄を、並べて見ておきましょう。

ここは販売店の担当者に、こんなふうに聞くと話が早いです。

「残クレと普通のローン、両方の支払総額を同じ条件で出してもらえますか」
「金利は何%ですか。キャンペーンの期限もあれば教えてください」

3年と5年ではどちらがいい?

残クレは3年や5年で組むことが多いですね。期間が短いほど残価の割合は高く設定されやすく、月々は重くなります。

Zハイブリッドを3年で、仮に残価50%(1,221,000円)と置いて計算してみます。金利は同じく仮に年3.0%です。

残クレ 3年(残価50%)残クレ 5年(残価35%)
月々の支払い約47,100円(35回)約35,700円(59回)
最終回(残価)1,221,000円854,700円
返却した場合に払った額約164.8万円約210.6万円
買い取った場合の総額約286.9万円約296.1万円

3年で返却すれば、約165万円で3年乗ったことになります。5年で返却すると、約211万円で5年乗った計算です。

1年あたりで見ると、3年は約55万円、5年は約42万円。長く乗るほど1年あたりの負担は下がっていきます。

残価は約束された買取額ではない

残価は、契約の条件を守った時に「最終回の支払いをその金額にできる」という約束です。走行距離の上限を超えたり、傷や事故があったりすると、返却時に追加の精算が求められることがあります。

満了時の3つの選び方を知っておこう

残クレの最後には、次の3つから選ぶ形が一般的です。どれを選ぶかで、損得の見え方がガラッと変わるんです。

残クレの満了時に選べる返却・買い取り・乗り換えの3つを並べた図
満了時の選び方
  1. 返却する:車を返して、最終回の残価は払わない(条件を守っていれば)
  2. 買い取る:残価を一括か再ローンで払い、自分の車にする
  3. 乗り換える:車を返して、新しい車でまた残クレを組む

『最後に買い取るつもりだけど、月々は軽くしたい』という方もいますよね。その場合、残価の再ローンにも利息がかかるので、総額はさらに増えます。

例えばZハイブリッドの5年残クレ(残価854,700円)で、最終回を3年の再ローンにしたとします。金利は仮に年3.0%です。

最終回の払い方最終回まわりの支払い総支払額
一括で払う854,700円約296.1万円
3年の再ローン月々約24,900円×36回約300.1万円
最初から普通のローン(5年)なし約290.2万円

再ローンにすると、月々は軽いまま乗り続けられます。ただ、最初から普通のローンで組んだ場合より、総額は約9.9万円多くなる計算です。

『結局買い取るなら、最初から普通のローンでよかったかも』とならないように、満了時の選び方は契約前にざっくり決めておくと安心ですよ。

乗り換える場合は、返す車の状態がいいほど精算がスムーズです。今のライズを返すか売るか迷ったら、ライズの下取り額の目安と交渉の順番も参考にしてみてください。

契約前に確かめたいこと
  • 実質年率と支払総額(普通のローンと同じ条件で)
  • 残価の金額と、残価率を決めた前提
  • 走行距離の上限(月あたりか年あたりか)
  • 返却時の査定基準と、追加の精算が出る条件
  • 途中で売りたくなった時の手続き

残クレとリースはどう違う?

月々定額という点では、リース(KINTOなどのサブスク)も候補に上がります。似ているようで、中身はけっこう違うんですよね。

残クレリース・サブスク
車の名義販売会社やローン会社(完済まで)リース会社
月々に含まれるもの車の代金と利息車の代金に加え、税金やメンテナンス(プランによる)
満了時返却・買い取り・乗り換えから選ぶ返却が基本
自動車税の支払い自分で払う月額に含まれることが多い

残クレは、月々の支払いとは別に自動車税や車検代、任意保険料がかかります。ライズの自動車税は、1.2L(ハイブリッド・ガソリン)が年30,500円、1.0Lターボが年25,000円です(2019年10月以降に新規登録した自家用車の標準税率)。

リースの月額と比べる時は、この税金や車検代を足した金額で比べてみてください。詳しくはライズをリース・サブスク(KINTO等)で乗る場合の費用で見ています。

残クレでも値引きは効く?

実は、残クレでも新車の値引き交渉はできます。値引きが増えれば借りる額が減り、月々も総額も下がるんです。

例えばZハイブリッドの5年残クレで、値引きが10万円増えたとします。借りる額が10万円減るので、金利分も含めて総額はおよそ10万円強下がる計算です。

値引きと残クレは別で考える

「残クレにしてくれたら値引きします」という話が出ることもあります。値引きの額と金利の条件は、それぞれ分けて確かめておきましょう。

値引きの目安と交渉の順番は、ライズの値引き相場と限界額にまとめています。

乗り出し価格の総額はライズの乗り出し価格はいくら?でグレード別に試算しています。

同じ条件で見積もりを並べてみよう

残クレの損得は、最終的には見積書の数字で決まります。1店だけでは、その金利や残価が普通なのか判断できないんですよね。

同じグレード・同じオプションで、残クレと普通のローンの両方の支払総額を出してもらい、2店以上で並べてみましょう。ネットの新車見積りサービスを使うと、条件をそろえた見積もりを集めやすくなります。

ライズ買いたいドットコム

ライズの値段、先に相場を見ておく

残クレと普通のローン、両方の支払総額を同じ条件でそろえると、どちらが自分に合うか判断しやすくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

ライズの残クレは月々いくらくらいですか?

この記事の試算(諸費用25万円込み・頭金なし・年3.0%・5年・残価35%と仮置き)では、Gガソリンで約29,500円、Zハイブリッドで約35,700円です。実際の金利と残価は見積もりで確かめてください。

残クレと普通のローンはどちらが得ですか?

同じ金利で最後に買い取るなら、普通のローンの方が総支払額は少なくなります。3〜5年で返却や乗り換えをするなら、残クレの月々の軽さが活きます。

残クレで走行距離を超えたらどうなりますか?

契約で決められた上限を超えると、返却時に追加の精算が求められることがあります。上限の距離と精算の条件は契約前に確認しておきましょう。

残クレの途中でライズを売れますか?

残りの支払いを精算すれば売れることが多いです。ただし売却額が残債に届かないと差額の支払いが必要なので、手続きは契約先に確認してください。

ハイブリッドとガソリンで残クレの損得は変わりますか?

車両価格が高いハイブリッドの方が、借りる額と利息は大きくなります。燃料代の差と合わせて考えると判断しやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 残クレは月々が軽い代わりに、残価の分にも利息がかかる
  • 同じ年3.0%の試算で、Zハイブリッド5年は残クレが約5.9万円多い
  • 金利が違うと、総額の差は20万円以上に広がることもある
  • 満了時に返却・買い取り・乗り換えのどれを選ぶかで損得が変わる
  • 残クレと普通のローンの支払総額を、同じ条件で並べて比べる
ライズ買いたいドットコム

ライズ買いたいドットコム 編集部

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