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雪が降る地域に住んでいると、『ライズは4WDにしておいたほうが安心かな』と迷いますよね。ただ、ライズの4WDは1.0Lターボしか選べないので、エンジンごと変わってしまいます。
結論から言うと、坂道の多い雪国や、除雪が遅い道を毎日走る人なら4WDが向いています。 平地で雪が年に数日なら、2WDとスタッドレスタイヤで足りる人が多いはずです。
ここでは、2WDとの価格差・燃費・税金を並べて、4WDにいくら上乗せすることになるのかを確かめていきます。
ライズの4WDは1.0Lターボだけ、というのが最初のポイント
トヨタ ライズには、いま3つのパワートレインがあります。そのうち4WDを選べるのは1.0Lターボだけで、1.0Lターボは4WD専用です。
ライズの四駆を選ぶと、エンジンは自動的に1.0Lターボになります。ハイブリッドの4WDも、1.2Lガソリンの4WDもありません。
| パワートレイン | 駆動方式 | 選べるグレード | 型式 |
|---|---|---|---|
| 1.0Lターボ | 4WDのみ | X・G・Z | A210A |
| 1.2Lガソリン | 2WDのみ | X・G・Z | A201A |
| 1.2Lハイブリッド | 2WDのみ | G・Z | A202A |
出典はトヨタ公式の主要諸元表(2024年11月現在)です。
『4WDにしたいけど、燃費のいいハイブリッドがいい』という方もいますよね。残念ながら、その組み合わせはライズにはありません。
ハイブリッドとガソリンの比べ方はライズのハイブリッドとガソリンどっちが得?で詳しく見ています。
ライズのターボはなぜ2WDから無くなった?
発売当初の2019年11月は、2WDも4WDも1.0Lターボでした。2021年11月の一部改良で、2WDのガソリン車が1.2Lの自然吸気エンジンに変わったんです。
そのため「ライズ ターボ廃止」と言われることがあります。ただ、ターボそのものが無くなったわけではなく、4WDに残っています。
変更の理由をトヨタが詳しく説明した資料は確認できませんでした。数字で見ると、2WDのWLTC燃費は1.0Lターボの18.6km/Lから、1.2Lの20.7km/Lに上がっています。
| 時期 | 2WDのエンジン | 4WDのエンジン |
|---|---|---|
| 2019年11月〜2021年10月 | 1.0Lターボ | 1.0Lターボ |
| 2021年11月〜現行 | 1.2Lガソリン / 1.2Lハイブリッド | 1.0Lターボ |
中古でターボの2WDを探すなら、2021年11月より前の年式になります。年式ごとの違いはライズの年式ごとの違いにまとめています。
4WDにするといくら高くなる?
まずは車両価格です。同じグレードの1.2Lガソリン2WDと比べると、4WDは約26万〜28万円高くなります。
| グレード | 1.0Lターボ 4WD | 1.2Lガソリン 2WD | 価格差 |
|---|---|---|---|
| X | 2,079,000円 | 1,800,700円 | 278,300円 |
| G | 2,235,200円 | 1,958,000円 | 277,200円 |
| Z | 2,413,400円 | 2,152,700円 | 260,700円 |
価格は2024年11月改良後のメーカー希望小売価格(消費税込)です。
実は、北海道では2WDが寒冷地仕様込みの別価格になります。一方で4WDは本州と同じ価格なので、北海道だと差が少し縮まるんです。
| グレード | 4WD(北海道) | 2WDガソリン(北海道) | 価格差 |
|---|---|---|---|
| X | 2,079,000円 | 1,842,500円 | 236,500円 |
| G | 2,235,200円 | 1,998,700円 | 236,500円 |
| Z | 2,413,400円 | 2,176,900円 | 236,500円 |

ちなみに、ハイブリッドのGは2,263,800円、Zは2,442,000円です。4WDのG・Zは、同じグレードのハイブリッドより28,600円安い計算になります。
燃費と税金はどれくらい違う?
次はお金が毎年かかる部分です。4WDのターボは、燃費では1.2Lガソリンに負けますが、自動車税は安くなります。
| 項目 | 1.0Lターボ 4WD | 1.2Lガソリン 2WD | ハイブリッド 2WD |
|---|---|---|---|
| WLTC総合 | 17.4km/L | 20.7km/L | 28.0km/L |
| 市街地 | 13.4km/L | 15.9km/L | 29.6km/L |
| 郊外 | 18.7km/L | 21.9km/L | 30.2km/L |
| 高速道路 | 18.9km/L | 22.9km/L | 26.1km/L |
| 自動車税(年) | 25,000円 | 30,500円 | 30,500円 |
| 車両重量 | 1,040〜1,050kg | 970〜980kg | 1,060〜1,070kg |
燃費は国土交通省審査値、自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。
1.0Lターボは排気量が0.996Lなので、「1.0L以下」の区分に入ります。だから自動車税は年25,000円で、1.2Lより5,500円安いんですね。
重量税は、4WDもハイブリッドも車両重量が1t超の区分です。1.2Lガソリン2WDは1t以下なので、ここは2WDが有利です。実際の額はエコカー減税の扱いでも変わるため、見積書で確かめてみてください。
年間のガソリン代にすると?
年1万km走り、レギュラー1Lを170円と仮に置いて計算してみます。ガソリン価格は時期と地域で変わるので、目安として見てください。
| 年間のガソリン代 | 1.2Lガソリン2WDとの差 | |
|---|---|---|
| 1.0Lターボ 4WD | 約97,700円 | 約15,600円高い |
| 1.2Lガソリン 2WD | 約82,100円 | 基準 |
| ハイブリッド 2WD | 約60,700円 | 約21,400円安い |
4WDは燃料代で年約1.56万円高く、自動車税で5,500円安くなります。差し引きすると、年1万kmで毎年約1万円多くかかる計算です。
10年乗るとすると、Gの場合は車両価格の差277,200円に、燃料代と自動車税の差約10万円が上乗せされます。重量税を除いても、合計で約38万円の差です。
『38万円か…それなら雪の日はタクシーでもいいかも』と思った方もいるかもしれません。ここが判断の分かれ目なんです。
もちろん、売る時の値段も関わってきます。雪国では4WDを探す人が多いとよく言われますが、地域や時期で変わるので、ここでは差額として数えていません。
雪道で4WDがあると何が変わる?
4WDのありがたさを感じるのは、主に発進と登り坂です。ライズの4WDは「ダイナミックトルクコントロール4WD」で、前輪が滑りそうな時に後輪にも力を回します。
- 凍った交差点や坂道での発進
- 轍(わだち)の深い道からの抜け出し
- 除雪前の住宅街の登り坂
- 雪の駐車場から出る時
- 止まる時の制動距離
- カーブでの滑りにくさの限界
- タイヤがノーマルの時の雪道
- 最低地上高(2WDと同じ185mm)
ここが大事なところです。4WDは「進む力」を助けてくれますが、「止まる力」は2WDと同じです。
雪道でいちばん効くのは、やっぱりスタッドレスタイヤなんです。4WDでも2WDでも、冬はタイヤ選びから考えておきましょう。サイズと費用はライズのタイヤサイズと交換費用で確かめられます。
「4WDだから大丈夫」とスピードを出してしまうことです。4WDは雪道の発進を助けてくれますが、ブレーキやカーブで滑りにくくなるわけではありません。
ライズの最低地上高は4WDでも同じ
ライズの最低地上高は、全グレード共通で185mmです。4WDにしたからといって、車高が上がるわけではありません。
深い新雪を走ると、車の下が雪に当たることがあります。これは4WDでも2WDでも同じなので、除雪の状況を見て走る道を選ぶのがおすすめです。
あなたに4WDは必要?チェックしてみよう
ここまでの話を、判断しやすい形にしてみました。当てはまる数が多いほど、4WDを選ぶ意味が大きくなります。
- 冬の間、ほぼ毎日雪の積もった道を走る
- 家の前や通勤路に登り坂がある
- 除雪が来るのが遅い地域に住んでいる
- スキー場など山道へよく出かける
- 冬でも車を使わない選択肢がない
反対に、次のような人は2WDで困らないことが多いはずです。
- 雪が積もるのは年に数日
- 平地の市街地が生活の中心
- 雪の日は車を控えられる
- 燃費や車両価格を優先したい
例えば、販売店でこんな会話になることもあります。
「4WDじゃないと雪道は無理ですか?」
「平地が中心で、スタッドレスを履くなら2WDで乗られている方も多いですよ」
ここで大事なのは、自分の家のまわりの道です。住んでいる地域の人がどちらを選んでいるかも、ぜひ聞いてみてください。
2024年11月の一部改良で、2WD車も寒冷地仕様が標準になりました。雪国で2WDを選ぶハードルは、以前より下がっています。
スタッドレスタイヤは早めに履き替えておきましょう。坂の多い道を避けるルートを1本決めておくと、朝の出発が楽になります。
雪が深い日は無理に出ない、という選び方もあります。年に数日のために毎年約1万円を払うかどうかで考えると、答えが出やすいですよ。
逆に、毎朝の通勤で雪の坂道を登るなら話は別です。立ち往生の心配が減るだけでも、4WDにする価値は十分あります!
1.0Lターボの走りはどう?グレードの選び方
1.0Lターボは排気量こそ小さいものの、力は1.2Lより強いんです。最大トルクが低い回転から出るので、坂道や合流で頼りになります。
| 項目 | 1.0Lターボ | 1.2Lガソリン |
|---|---|---|
| 最高出力 | 98PS / 6,000rpm | 87PS / 6,000rpm |
| 最大トルク | 140N・m / 2,400〜4,000rpm | 113N・m / 4,500rpm |
| 変速機 | CVT(7速シーケンシャルシフト付) | CVT(7速シーケンシャルシフト付) |
| 燃料タンク | 36L | 36L |
出典はトヨタ公式の主要諸元表(2024年11月現在)です。
『ターボなのにハイオクじゃないの?』と気になる方もいますよね。ライズの1.0Lターボは無鉛レギュラー指定なので、そこは安心です。

4WDはどのグレードがいい?
4WDでもX・G・Zの3グレードから選べます。雪国で使うなら、ヘッドランプとフォグの差は見ておきたいところです。
- Zは LEDフォグランプとLEDリヤフォグが付き、ヘッドランプもオートレベリング
- G・XはLEDヘッドランプ(マニュアルレベリング)でフォグは無し
- Zは全車速追従機能付ACCとLKCも標準
吹雪の日の見やすさや、見られやすさを重く見るならZが候補になります。Zの装備はライズZの装備と価格で詳しく見ています。
G・Xとの違いを一覧で確かめたい方はライズのグレードの違い一覧も見てみてください。
見積もりで4WDと2WDを並べてみよう
4WDにするかどうかは、最終的に総額で決めるのがいちばんです。同じグレードで4WDと2WDの2通りの見積もりを出してもらうと、差がはっきり見えます。
- 同じグレードで4WDと2WDの見積もりを1枚ずつもらう
- 重量税と環境性能割の欄を見比べる
- スタッドレスタイヤの費用も足して総額を比べる
- 値引き額を確かめてから決める
値引きの目安はライズの値引き相場と限界額で先に見ておくと、交渉で慌てずに済みます。
ライズ買いたいドットコム
ライズの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ライズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
燃費の実際の数字が気になる方はライズの実燃費もあわせてどうぞ。
- トヨタ ライズ 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
ライズの4WDはハイブリッドでも選べますか?
選べません。ライズの4WDは1.0Lターボだけです。ハイブリッドと1.2Lガソリンは2WDのみになります。
ライズのターボは廃止されたのですか?
2WDのターボは2021年11月の一部改良で1.2Lガソリンに変わりました。ターボ自体は4WD専用として現行モデルにも残っています。
ライズの4WDの燃費はどれくらいですか?
WLTC総合で17.4km/Lです。1.2Lガソリン2WDは20.7km/L、ハイブリッドは28.0km/Lなので、3つの中ではいちばん低い数字です。
ライズの4WDの自動車税はいくらですか?
1.0Lターボは排気量0.996Lなので、年25,000円です(2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車)。1.2Lの年30,500円より安くなります。
雪国なら4WDにしたほうがいいですか?
坂道や除雪の遅い道を毎日走るなら、4WDが向いています。平地中心で雪の日が少ないなら、2WDとスタッドレスタイヤで足りることも多いです。
まとめ
- ライズの4WDは1.0Lターボ専用。ハイブリッドと1.2Lガソリンに4WDは無い
- 同じグレードの1.2Lガソリン2WDより、4WDは約26万〜28万円高い
- WLTC燃費は4WDが17.4km/L、2WDガソリンが20.7km/L
- 自動車税は4WDのほうが年5,500円安いが、燃料代を含めると年約1万円多くかかる計算
- 4WDは発進と登り坂に強いが、止まる力は変わらない。冬はスタッドレスが基本





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