ライズの年式の違い|2019年発売から現在までの改良と型式一覧

屋外の駐車場に並ぶ同じ形のコンパクトSUV3台

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中古のトヨタ ライズを見ていると、同じ見た目なのに年式で値段がかなり違いますよね。『どの年式を選べばいいの? 旧型って何が違うの?』と迷う方も多いはずです。

結論から言うと、ライズは今も初代のままで、見た目より「2021年11月の前か後か」で中身が大きく変わります。この境目でパワートレインと型式が入れ替わっているんです。

年式ごとの違いと、車検証の型式から中身を読む方法をまとめて見ていきます。

目次

ライズの年式はいくつに分かれる?

ライズは2019年11月5日に発売されてから、フルモデルチェンジをしていません。2026年9月時点で、世代は初代だけです。

そのかわり、途中で一部改良や価格改定が入っています。大きく分けると、次の3つの時期で見ておくと分かりやすいです。

時期主な出来事ひとことで言うと
2019年11月〜2021年10月発売。1.0Lターボのみ前期(旧型と呼ばれやすい)
2021年11月〜2024年10月ハイブリッドと1.2Lガソリンを追加中期
2024年11月〜現在リヤのバックソナー追加などの一部改良現行
先に結論
  • 世代は初代のみ。「旧型」は多くの場合、2021年10月までの1.0Lターボ車のこと
  • 2021年11月を境に、2WDは1.0Lターボから1.2Lガソリンとハイブリッドに変わった
  • 2024年11月の改良は安全面の追加が中心で、見た目の変化は小さい

なお、2022年11月には価格改定もありましたが、商品の中身に大きな変更は無かったとされています。

ライズの発売から現在までの改良を時系列で並べた年表

型式一覧|A200A・A201A・A202A・A210Aの違い

ライズの型式は、パワートレインと駆動方式の組み合わせで4つあります。車検証の「型式」欄を見れば、どれに当たるかが分かりますよ。

型式パワートレイン駆動作られていた期間
A200A1.0Lターボ(1KR-VET)2WD2019年11月〜2021年11月
A210A1.0Lターボ(1KR-VET)4WD2019年11月〜現行
A201A1.2L ガソリン(WA-VE)2WD2021年11月〜現行
A202A1.2L ハイブリッド(WA-VEX+モーター)2WD2021年11月〜現行

いちばん分かりやすいのがA200Aです。1.0Lターボの2WDは2021年11月に廃止されたので、A200Aと書かれていれば、それだけで2021年10月までの前期の車だと分かります。

現行の公式表記では、型式の前に記号が付きます。ハイブリッドが「5AA-A202A」、1.2Lガソリンが「5BA-A201A」、1.0Lターボ4WDが「3BA-A210A」です。

型式で分かること・分からないこと

型式でパワートレインと駆動方式までは分かります。グレード(X・G・Z)や改良前後の違いまでは型式では分からないので、初度登録年月と装備で確かめます。

ライズの4つの型式と作られていた期間を年表で並べた図解

2019年〜2021年の前期は何が違う?

発売当初のライズは、1.0Lターボだけの設定でした。2WDと4WDがあり、グレードはX/X”S”/G/Zです。

燃費はWLTCモードで、2WDが18.6km/L、4WDが17.4km/Lでした。発売時の2WDの価格は167.9万〜206.0万円です(トヨタ公式リリース)。

『前期の1.0Lターボって、今の1.2Lより劣るの?』と気になりますよね。実はターボのほうがトルクは太く、エンジンの最大トルクは1.0Lターボが140N・m、1.2Lガソリンが113N・mです。

ただし、前期には夜間の歩行者を検知する機能がまだ付いていません。スマートアシストの対歩行者検知の夜間対応は、2021年11月の改良で加わりました。

前期(2019年11月〜2021年10月)を選ぶ時に見ること
  • 2WDなら型式A200Aの1.0Lターボ。燃費はWLTC 18.6km/L
  • 夜間の対歩行者検知は付いていない
  • ハイブリッドは存在しない
  • 価格が下がりやすく、予算を抑えたい人には候補になる

2021年11月の改良で何が変わった?

ライズの歴史で、いちばん大きな変化がこの改良です。ハイブリッドの追加と、2WDガソリンの入れ替えが同時に行われました。

項目2021年10月まで2021年11月以降
2WDのパワートレイン1.0Lターボ1.2Lガソリン/ハイブリッド
4WDのパワートレイン1.0Lターボ1.0Lターボ(4WD専用に)
2WDの燃費(WLTC)18.6km/Lガソリン20.7km/L/HV 28.0km/L
夜間の対歩行者検知なしあり
価格(公式リリース)2WD 167.9万〜206.0万円170.7万〜232.8万円

ハイブリッドは「e-SMART HYBRID」という仕組みです。エンジンは発電だけを担当し、タイヤはモーターだけで回します。

ハイブリッドにはヘッドランプの点灯延長機能と、AC100Vのコンセントも付きました。キャンプや停電時に家電を使いたい方には、うれしい装備ですよね。

勘違いしやすいところ
  • ハイブリッドに4WDはありません
  • 1.2Lガソリンにも4WDはありません
  • 4WDが欲しい場合は、年式を問わず1.0Lターボ(A210A)になります

4WD(A210A)は年式で何が違う?

4WDの型式A210Aは、2019年11月の発売から今まで同じ型式のまま続いています。1.0Lターボのエンジンも、WLTC 17.4km/Lの燃費も変わっていません。

『じゃあ4WDなら年式はどれでも同じ?』と思いますよね。ただ、安全装備には年式の差があります。

A210Aの年式夜間の対歩行者検知リヤのコーナーセンサー
2019年11月〜2021年10月なし2024年11月改良前の仕様
2021年11月〜2024年10月あり2024年11月改良前の仕様
2024年11月〜あり4個

型式が同じでも、初度登録年月で中身が違うわけです。4WDの中古を選ぶ時は、型式よりも年月を先に見ておきましょう。

ハイブリッドとガソリンのどちらが得かは、走る距離で答えが変わります。差額の回収年数は ライズはハイブリッドとガソリンどっちが得? で計算しています。4WDの必要性は ライズの4WDは必要か もどうぞ。

2024年11月の改良と現行モデル

2024年11月5日の一部改良は、法規への対応が中心です。見た目はほとんど変わっていません。

主な変更は、リヤのバックソナーを2個追加して、リヤのコーナーセンサーが計4個になったことです。2WD車の寒冷地仕様も標準になりました。そのぶん価格は約8万〜10万円上がったと報じられています。

現行(2024年11月改良後)のメーカー希望小売価格は、次のとおりです(消費税込・トヨタ公式)。

グレードパワートレイン駆動価格
X1.2L ガソリン2WD1,800,700円
G1.2L ガソリン2WD1,958,000円
Z1.2L ガソリン2WD2,152,700円
X1.0L ターボ4WD2,079,000円
G1.0L ターボ4WD2,235,200円
Z1.0L ターボ4WD2,413,400円
Gハイブリッド2WD2,263,800円
Zハイブリッド2WD2,442,000円

次の改良について「2026年秋に一部改良」と予想する報道もあります。ただ、2026年9月時点でトヨタからの公式発表はありません。改良の中身と予想の扱いは ライズの一部改良・マイナーチェンジで何が変わったか で詳しく見ています。

年式ごとに燃費と税金はどう違う?

年式による違いは、維持費にも出ます。とくに自動車税は、エンジンの排気量で区分が変わるんです。

年式・型式燃費(WLTC)総排気量自動車税(年額)
前期 A200A(1.0Lターボ 2WD)18.6km/L0.996L25,000円
A210A(1.0Lターボ 4WD)17.4km/L0.996L25,000円
中期以降 A201A(1.2Lガソリン)20.7km/L1.196L30,500円
中期以降 A202A(ハイブリッド)28.0km/L1.196L30,500円

自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の税率です。ライズは発売が2019年11月なので、どの年式もこの税率になります。

『1.0Lターボのほうが税金が安いなら、前期もありかも』と思った方、その視点は大事です。年5,500円の差ですが、燃費との兼ね合いで考えると選び方が変わってきます。

例えば、年に走る距離が少ない方なら燃費の差はあまり効かず、税金の差のほうが目立ちます。反対に毎日長く走る方は、燃料代の差のほうが大きくなりやすいです。

税金の内訳は ライズの自動車税と重量税 で詳しく出しています。

ライズの年式ごとの燃費と自動車税の違いを並べた図解

中古で選ぶなら何年式がいい?

ここが大事なところです。中古で選ぶ時は「どの年式が一番いいか」より、「自分の使い方にどの型式が合うか」で決めるのが近道です。

2021年11月以降を選ぶ理由
  • ハイブリッドを選べる(燃費WLTC 28.0km/L)
  • 夜間の対歩行者検知が付いている
  • 2WDは1.2Lガソリンで燃費20.7km/L
2021年10月以前を選ぶ理由
  • 価格が下がっていて予算を抑えやすい
  • 1.0Lターボはトルクが太く、自動車税が年25,000円
  • 装備の差を気にしないなら十分に候補

例えばこんな選び方です。

「毎日の通勤で長く走るし、燃費を優先したい」
「それなら2021年11月以降のA202A(ハイブリッド)から探しましょう」

雪国で4WDが必要なら、年式を問わずA210Aが候補になります。走行距離や狙い目の探し方は ライズの中古車の選び方 にまとめています。

年式と走行距離、どちらを優先する?

中古を見ていると、「年式は新しいけど距離が多い車」と「年式は古いけど距離が少ない車」で迷うことがありますよね。

ライズの場合は、まず2021年11月の前か後かで、欲しいパワートレインがある年式に絞るのが先です。ハイブリッドが欲しいなら、それより前の年式は候補になりません。

そのうえで、同じ年式帯の中で走行距離や点検記録を比べていくと、迷いが少なくなります。

『年式が古いと、すぐ壊れそうで不安』という方は、整備記録簿が残っているかを見てみてください。定期的に点検を受けてきた車かどうかが分かります。

中古で年式を見分ける手順
  1. 販売店の表示で初度登録年月を確かめる
  2. 車検証の型式でパワートレインと駆動方式を確かめる
  3. 2021年11月前後の車は、夜間の対歩行者検知の有無を装備表で見る
  4. 2024年11月以降の車は、リヤのコーナーセンサーが4個あるかを見る

条件が決まったら、在庫を絞り込んで見てみるのが早いです。

ライズ買いたいドットコム

ライズの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ライズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

いまのライズを手放して乗り換える方は、年式で買取額がどう変わるかも気になりますよね。ライズの買取相場|年式・走行距離別の目安 も参考にしてみてください。新車も比べるなら ライズの値引き相場と交渉の順番 もどうぞ。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

ライズの旧型とはどの年式のことですか?

ライズは初代のみでフルモデルチェンジはしていません。「旧型」と言う時は、多くの場合2021年10月までの1.0Lターボだけだった前期モデルを指します。

トヨタライズのA202Aとは何ですか?

2021年11月以降に登場したハイブリッド(e-SMART HYBRID)の2WDの型式です。現行の公式表記では5AA-A202Aです。

型式を見ればグレードまで分かりますか?

型式で分かるのはパワートレインと駆動方式までです。X・G・Zのグレードは、装備や車両の表示で確かめます。

1.0Lターボの2WDは今も新車で買えますか?

買えません。1.0Lターボの2WD(A200A)は2021年11月に廃止され、今の1.0Lターボは4WD専用です。

ハイブリッドの中古は何年式から選べますか?

ハイブリッド(A202A)が登場したのは2021年11月です。それより前の年式にはハイブリッドがないので、2021年11月以降の車から探すことになります。

2024年11月の改良で見た目は変わりましたか?

見た目の変化は小さく、リヤのバックソナー追加や2WD車の寒冷地仕様の標準化など、中身の変更が中心です。

まとめ

この記事の要点
  • ライズは2019年11月発売の初代のみ。年式の違いは一部改良によるもの
  • 型式はA200A・A210A(1.0Lターボ)、A201A(1.2Lガソリン)、A202A(ハイブリッド)の4つ
  • 2021年11月が最大の境目。2WDがターボから1.2Lとハイブリッドに変わった
  • 2024年11月改良はリヤのバックソナー追加など。現行価格は1,800,700円〜2,442,000円(税込)
  • 中古は年式より、使い方に合う型式から選ぶ
ライズ買いたいドットコム

ライズ買いたいドットコム 編集部

ライズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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