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トヨタ ライズのカタログを開くと、X・G・Zに3種類のパワートレインが重なっていて、違いが見えにくいですよね。『結局どれを選べば後悔しないの?』と手が止まっている方も多いはずです。
結論から言うと、街乗り中心ならG、高速道路が多いならZ、予算優先ならXが目安です。差が出るのは主に快適装備と運転支援で、基本の安全装備は全グレード共通です。
この記事では、3グレードの装備と価格を1つの表で比べて、自分に合うグレードが決められるようにしていきます。
ライズのグレードは何種類ある?
ライズのグレードはX・G・Zの3つです。そこに、パワートレインと駆動方式の組み合わせが重なります。
| パワートレイン | 駆動 | X | G | Z |
|---|---|---|---|---|
| 1.2L ガソリン | 2WD | あり | あり | あり |
| 1.0L ターボ | 4WD | あり | あり | あり |
| ハイブリッド(e-SMART HYBRID) | 2WD | なし | あり | あり |
全部で8パターンです。実はハイブリッドにはXが無く、4WDはターボだけなんです。
- 安全装備の基本(スマートアシスト)は全グレード共通
- XとGの差は、オートエアコン・アルミホイールなど快適装備
- GとZの差は、ACC・LKC・ADBなど運転支援とライト類
- 寸法と燃費は、同じパワートレインならグレードで変わらない
ボディは1種類で、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmの5ナンバーサイズです。出典はトヨタ公式の主要諸元表(2024年11月現在)です。サイズでグレードを選ぶ必要はありません。
パワートレインは型式でも見分けられます。今のライズは、ハイブリッドが5AA-A202A、1.2Lガソリンが5BA-A201A、1.0Lターボ4WDが3BA-A210Aです。
『この車、どのパワートレインだっけ?』という時は、車検証の型式を見るのが確実ですよ。
ちなみにライズはダイハツ工業が製造している車で、ダイハツ ロッキーの兄弟車です。予防安全の名前がダイハツと同じ「スマートアシスト」なのはそのためです。
グレードで価格はいくら違う?
2024年11月改良後のメーカー希望小売価格(消費税込・トヨタ公式)です。
| パワートレイン | X | G | Z |
|---|---|---|---|
| 1.2L ガソリン 2WD | 1,800,700円 | 1,958,000円 | 2,152,700円 |
| 1.0L ターボ 4WD | 2,079,000円 | 2,235,200円 | 2,413,400円 |
| ハイブリッド 2WD | 設定なし | 2,263,800円 | 2,442,000円 |
XからGで約16万円、GからZで約18万〜19万円上がります。ガソリン2WDなら、XとZの差は352,000円です。
『グレードを1つ上げるだけで16万円以上か…』と感じますよね。ただ、その中身を見ると判断しやすくなります。この先の装備表とあわせて見てみてください。
北海道の価格や、オプションで上がる金額は ライズの新車価格一覧 にまとめています。

ライズの装備一覧をグレード別に比べる
ここからが本題です。トヨタ公式の装備比較表(2024年11月現在)から、グレードで差がつく装備を並べます。
安全装備と運転支援
| 装備 | X | G | Z |
|---|---|---|---|
| 衝突回避支援ブレーキ(対車両・対歩行者[昼夜]) | 標準 | 標準 | 標準 |
| 車線逸脱警報・車線逸脱抑制制御 | 標準 | 標準 | 標準 |
| コーナーセンサー(前2個・後4個) | 標準 | 標準 | 標準 |
| オートハイビーム | 標準 | 標準 | ADBに置き換え |
| ADB(アダプティブドライビングビーム) | なし | なし | 標準 |
| 標識認識機能 | パッケージOP | 標準 | 標準 |
| 全車速追従機能付ACC(停止保持あり) | なし | なし | 標準 |
| LKC(レーンキープコントロール) | なし | なし | 標準 |
| BSM+RCTA | 選べない | OP 66,000円 | OP 66,000円 |
| パノラミックビュー | 選べない | パッケージOP | パッケージOP |
衝突回避支援ブレーキやエアバッグは、Xにも全部付いています。『安いグレードは危ないのでは?』と心配する必要はありません。
差がつくのは、高速道路での運転支援と、後方の確認を助ける装備です。細かい動きは ライズの安全装備|できること・できないこと で説明しています。
全グレードに標準で付く装備
グレードで差がつかない装備も多いんです。次の装備は、Xを含む全グレードに標準で付いています。
- 衝突警報機能・ふらつき警報・路側逸脱警報
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
- 先行車発進お知らせ機能
- SRSエアバッグ(運転席・助手席)、サイドエアバッグ(前席)、カーテンシールドエアバッグ(前後席)
- VSC&TRC、ヒルスタートアシストコントロール
- LEDヘッドランプ
リヤのコーナーセンサーは2024年11月の改良で4個になり、これも全車標準です。
快適装備と見た目
| 装備 | X | G | Z |
|---|---|---|---|
| エアコン | マニュアル(ダイヤル式) | オート(プッシュ式) | オート(プッシュ式) |
| ヘッドランプ | LED(マニュアルレベリング) | LED(マニュアルレベリング) | LED(オートレベリング) |
| LEDシーケンシャルターンランプ | なし | なし | 標準 |
| フォグランプ | なし | なし | LEDフォグ+LEDリヤフォグ |
| メーター | オプティトロン(2眼) | オプティトロン(2眼) | デジタル+7インチTFT液晶 |
| ステアリング | ウレタン | ウレタン(シルバー塗装付) | 本革巻き |
| タイヤ・ホイール | 195/65R16 スチール | 195/65R16 アルミ | 195/60R17 アルミ |
| 最小回転半径 | 4.9m | 4.9m | 5.0m |
| 2トーンのボディカラー | 選べない | 選べない | メーカーOP |
9インチディスプレイオーディオは、どのグレードでもメーカーパッケージオプションです。標準で付くグレードは無いので、注意しておきましょう。
上位グレードZだけの装備は?
「上位グレードにすると何が付くのか」を1か所にまとめます。Zだけに付く装備は、次のとおりです。
- 全車速追従機能付ACC(停止保持機能あり)
- LKC(レーンキープコントロール)
- ADB(アダプティブドライビングビーム)
- サイドビューランプ
- LEDフォグランプ・LEDリヤフォグランプ
- LEDシーケンシャルターンランプ
- デジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶
- 本革巻きステアリング
- 17インチアルミホイール
中でも大きいのがACCとLKCです。高速道路で前の車との距離を保ちながら、車線の中央を走るようにハンドル操作を支援してくれます。
例えば、こんなやり取りになりがちです。
「高速で片道2時間の帰省が年に何回もある」
「それならZのACCは効いてきます。街乗りだけなら、Gで困ることは少ないですね」
電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドもZは全車標準です。GはハイブリッドだけでXには付きません。
Zの装備と価格が見合うかは ライズZの装備と価格|最上級グレードは買いか で詳しく見ています。
パワートレインで変わる装備と数字
同じグレードでも、パワートレインで中身が変わる部分があります。見落としやすいので表にしておきますね。
| 項目 | 1.2L ガソリン 2WD | ハイブリッド 2WD | 1.0L ターボ 4WD |
|---|---|---|---|
| WLTC燃費 | 20.7km/L | 28.0km/L | 17.4km/L |
| 自動車税(年額) | 30,500円 | 30,500円 | 25,000円 |
| 燃料タンク | 36L | 33L | 36L |
| 車両重量(Gの場合) | 970kg | 1,060kg | 1,040kg |
| 電動パーキングブレーキ(Gの場合) | なし | 標準 | なし |
出典はトヨタ公式 主要諸元表・装備比較表(2024年11月現在)です。自動車税は2019年10月以降に新車登録した自家用車の標準税率です。
燃費はグレードで変わりません。ガソリン2WDならX・G・Zのどれでも20.7km/Lです。
重量税の区分も、パワートレインで分かれます。1.2Lガソリン2WDは車両重量が1t以下(970〜980kg)です。ハイブリッドとターボ4WDは1t超1.5t以下(1,040〜1,070kg)に入ります。
具体的な納付額は、エコカー減税の適用などで変わります。詳しくは ライズの自動車税と重量税 で見ています。
e-SMART HYBRIDは、エンジンで発電してモーターだけで走る仕組みです。モーターの最大トルクは170N・mで、ガソリン車(113N・m)より出足が力強く感じられます。
ハイブリッドにするか迷っている方は、ハイブリッドとガソリンどっちが得か で差額の回収年数を出しています。雪道が心配な方は ライズの4WD(1.0Lターボ)は必要か を見てみてください。

ライズはどのグレードを選べばいい?
ここまでの違いを、使い方ごとの答えにまとめます。
| こんな人 | おすすめの組み合わせ | 車両価格 |
|---|---|---|
| とにかく予算を抑えたい | X ガソリン 2WD | 1,800,700円 |
| 街乗り中心で快適さも欲しい | G ガソリン 2WD | 1,958,000円 |
| 街乗り中心で燃費を重視 | G ハイブリッド | 2,263,800円 |
| 高速道路をよく使う | Z ガソリン 2WD または Z ハイブリッド | 2,152,700円/2,442,000円 |
| 雪道を走る | G ターボ 4WD または Z ターボ 4WD | 2,235,200円/2,413,400円 |
実は、ガソリンのZ(2,152,700円)はハイブリッドのG(2,263,800円)より111,100円安いんです。装備を取るか燃費を取るか、ここは迷いやすいところです。
- ACC・LKC・ADBが付く
- 本革ステアリングやデジタルメーターで見た目が上がる
- 車両価格はハイブリッドGより安い
- WLTC燃費が28.0km/Lで、ガソリンより7.3km/L良い
- 電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドが付く
- モーター走行で街中の出足がなめらか
グレードごとの細かい判断は、1本ずつ記事にしています。ライズGは中間グレードとして正解か と ライズXで削られる装備 もあわせてどうぞ。
- 9インチディスプレイオーディオが標準だと思い込み、見積もりで驚く
- XでBSM+RCTAを付けようとして、選べないと後から知る
- 2トーンに惹かれたのに、Z以外で見積もりを進めてしまう
中古車や2026年の改良ではグレードの中身が違うことも
新車の話とは別に、中古で探す方は年式に気をつけてください。2019年11月の発売時はX・X”S”・G・Zの4グレードで、パワートレインは1.0Lターボだけでした。
ハイブリッドと1.2Lガソリンが加わったのは2021年11月です。同じ「G」でも、年式によって中身がかなり違うんです。
また、2026年秋に一部改良があると大手メディアで報じられています。ただしトヨタの公式発表はまだで、装備や価格が変わるかは確定していません。
年式ごとの違いは ライズの年式ごとの違い で追っています。
見積もりはグレードを2つに絞ってから
グレードが2つまで絞れたら、両方の見積もりを取って比べるのがおすすめです。
- 候補のグレードを2つ選ぶ(例: GガソリンとZガソリン)
- 付けるオプションを同じにそろえる
- 同じ条件で複数の販売店に見積もりを出してもらう
- オプション込みの差額で、上のグレードの価値を判断する
値引きの相場と交渉の順番は ライズの値引き相場と限界額 で紹介しています。
ライズ買いたいドットコム
ライズの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ライズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
- トヨタ ライズ 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
ライズのグレードは何がありますか?
X・G・Zの3つです。パワートレインは1.2Lガソリン(2WD)、1.0Lターボ(4WD)、ハイブリッド(2WD)の3種類です。組み合わせは全8パターンです。ハイブリッドにXはありません。
ライズのグレードで一番違うのは何ですか?
XとGの差はオートエアコンやアルミホイールなどの快適装備です。GとZの差は全車速追従機能付ACCやLKCなどの運転支援です。
ライズの上位グレードZだけの装備は何ですか?
ACC、LKC、ADB、サイドビューランプ、LEDフォグ、デジタルメーター、本革巻きステアリング、17インチアルミなどです。
ライズのGとZはどちらがおすすめですか?
高速道路をよく使うなら、ACCとLKCが付くZが向いています。街乗り中心なら、Gで困る場面は多くありません。差額はガソリン2WDで194,700円です。
ライズはグレードで燃費が変わりますか?
同じパワートレインなら変わりません。WLTCでガソリン2WDは20.7km/L、ハイブリッドは28.0km/L、ターボ4WDは17.4km/Lです。
ライズのディスプレイオーディオは標準装備ですか?
標準装備ではありません。9インチディスプレイオーディオは全グレードでメーカーパッケージオプションです。
まとめ
- ライズのグレードはX・G・Zの3つ。ハイブリッドはG・Zのみ、4WDはターボのみ
- スマートアシストの基本機能は全グレード標準
- XとGの差は約16万円で、快適装備が中心
- GとZの差は約18万〜19万円で、ACC・LKC・ADBなど運転支援が中心
- 迷ったら、候補を2つに絞って同じ条件で見積もりを比べる





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